
「惣検校職」とは武蔵国の国府が所有する公領の監督官であり、さらに国内武士団の統率権・動員権を握る司令官でもあった。「惣検校職」は秩父平氏が代々受け継いできた大事な職務であり、これを取り上げられる事は秩父平氏・畠山家の武蔵国における軍事権の喪失を意味した。
鯖爺い
返信先:@Japhistory_Life畠山氏は桓武平氏由来の秩父氏という一族の一門で、代々秩父一族が就任していた惣検校職についてる者が一族の惣領という扱いだったため、それもあって職にこだわったようですね
安田伊織
武蔵国留守所惣検校職というのは、国守に次ぐNo.2だが、国守は在京が普通なので、実質なトップ。 この地位を持つということは武蔵国中から有事の時は、人員や米を徴発できるという利権がある。おそらく手数料という形でポケットに入れることも出来ただろう。 これを奪われたら、畠山も黙ってない。
?沙羅?
ちなみに惣検校職は、秩父平氏の棟梁の印でもあり、武蔵七党の顔みたいなものです。武蔵国の軍事指揮権は最終的には鎌倉殿が握っていましたが、まあ、相当影響力はあると思います。 それを伊豆のオヤジが引き継ぐ?ハァ?って重忠さまのプライドがブチ切れたんだと思います